「そろそろ数字に親しんでほしいな」と感じても、まだ市販のおもちゃを買うには早いかも……と迷うこともありますよね。
そんなときは、身近な素材で手軽に作れる手作りおもちゃから始めてみるのがおすすめです。
この記事では、実際にわが家で作って楽しくあそんだ「数字のおもちゃ」のアイデアをご紹介します。
市販されている数字のおもちゃを探している方は、以下の記事をご覧ください。
家にある材料で作れる数字おもちゃ3選

お子さんの知的好奇心を刺激する数字のおもちゃは、家にある身近な材料で簡単に作れます。
ここでは、とくにおすすめの3つのアイデアを、具体的な遊び方とともに紹介します。
それでは見ていきましょう。
数字ポットン落とし

ペットボトルキャップやミルク缶を使った「ポットン落とし」は、誤飲の心配が少なく安心して遊べるおもちゃです。
ペットボトルキャップをテープでつなげて大きめに作り、油性ペンで「1」「2」「3」と数字を書くだけ。箱やミルク缶、タッパーに穴を開ければ完成です。
慣れてきたら「1から順番に入れてみよう!」と声をかけると、数字と量が自然とつながっていきます。
指先を使う練習にもなって、シンプルだけどかなり優秀な手作り知育おもちゃです。
数字マグネット

数字の順番や組みあわせを遊びながら覚えられるのが「数字マグネット」です。
作り方はめちゃくちゃ簡単!100均で買えるマグネットに油性ペンで数字を書いたり、数字シールをペタッと貼るだけ。あっという間に完成します。
冷蔵庫やホワイトボードに貼って遊べるので、特別な準備も不要。子どもは数字を順番に並べたり、同じ数を重ねてみたりしながら、自然と数字の感覚をつかんでいきます。
ペットボトル新幹線

電車好きキッズにぴったりなのが「ペットボトル新幹線」!
作り方はシンプルで、空のペットボトルに色テープやマジックでデコレーションして車両っぽくするだけ。前後に小さな磁石を貼れば、連結して遊べます。
車両に数字を書いておけば、子どもは自然と順番につなげるようになります。完成したら、長〜く連結した新幹線を走らせて、子どもと一緒に遊びましょう!
手作りおもちゃの注意点

小さなお子さんが使うものだからこそ、安全面や耐久性には十分な配慮が必要です。とくに次の3つには配慮しましょう。
- ペットボトルキャップやマグネットなどの小さなパーツは要注意!
- 必ずテープでつなげたり、大きな土台に固定する
- 子どもの口に入らないサイズにする
- ダンボールやプラスチックの角は丸くカットする
- 角をテープで覆い、手や口を切らないようにする
- 壊れやすい部分はテープでしっかり補強する
- ラミネートで強度をアップさせる
ちょっとした工夫で、安心して長く遊べるおもちゃになりますよ。
その子にぴったりの数字おもちゃを作ってみよう!

高価な市販品に頼る前に、まずはこの記事で紹介したような、手軽に作れる手作りおもちゃから始めてみませんか。
手作りなら、お子さんに合わせてアレンジしやすく、親子で作る時間そのものも素敵な思い出になります。
ぜひ、お子さんと一緒に楽しみながら、数字の世界を広げてあげてください。
数字の手作りおもちゃに関するよくある質問

数字の手作りおもちゃに関するよくある質問にお答えします。
手作りおもちゃのデメリットは?
手作りおもちゃには、耐久性や安全性、作るのに時間がかかるという課題があります。市販品より劣る部分もあるため、定期的なチェックや補修は必要です。
モンテって何?
「モンテ」とはモンテッソーリ教育の略で、イタリアの教育学者マリア・モンテッソーリが提唱した子どもの自立を育む教育法です。
数字のおもちゃも「触る」「並べる」「比べる」などの体験を通じて量や数を理解するのが特徴。手作りおもちゃもモンテの考え方に通じています。
3歳児は数字を理解していますか?
3歳頃は数字の理解が育ち始める時期です。「1、2、3」と数えたり大小を比べたりはできますが、「数字の記号」と「物の量」の一致はまだ発達途中です。おもちゃやお菓子を数えるなど、日常の体験を通して繰り返すことが理解を深めるコツです。



