数字好きな5歳が夢中に!親子で楽しめる算数あそび5選

数字好きな5歳が夢中に!親子で楽しめる算数あそび あそび・知育

「小学校に入る前に、できるだけ数字に慣れさせたいな」
「どうやって数字をもっと身近に感じさせたらいいんだろう?」

このように悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか。

数字に強い興味をもつ5歳児は、好奇心や集中力がぐんぐん伸びるタイミング。この大切な時期に「楽しい!」という気持ちを大切にしながら親子で自然と数字の力を育てていきましょう。

この記事では、5歳の子が楽しめる算数あそびを5つご紹介します。

日常のちょっとした遊びで、数や計算に自然とふれられるヒントが満載ですので、ぜひ参考にしてください。

数字好きな5歳と親子で楽しめる算数あそび5選

算数あそび5選

数字に興味を持ち始めた5歳のお子さんには、楽しく学べる次のような遊びがおすすめです。

一つずつ見ていきましょう。

1. トランプ・UNO

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トランプやUNOは、遊びながら「数の順番」や「ルールを守ること」が自然と身につきます!

たとえば7並べでは数字の前後を並べていくなかで、順序や規則性を目で見て理解できるようになります。

さらに「どのカードから出せば有利かな?」「次に何が出てくるかな?」といった作戦を立てながら進めるため、考える力や先を読む力も育まれるでしょう。

我が家では、大人が本気で戦っても5歳児に負けてしまうこともしばしば!

そんな戦略的な楽しさが、子どもの思考力や集中力をぐんと引き出してくれます!

2. すごろく

すごろくは、数字好きな5歳にとって楽しく学べる要素がたっぷりつまった遊びです。

サイコロの目を見て「いくつ進むか?」を考えるなかで、数える力や足し算の感覚が身につきます。

さらに、人生ゲームのようなお金が出てくるすごろくなら「◯円もらった」「払った」といった数量と金銭感覚の理解にもつながります。

すごろく

我が家は「すみっコぐらし 日本旅行ゲーム」に大ハマり!

日本旅行をしながらお土産を買って集めるゲームで、地理もお金の計算も学べます。

3. おやつわけっこチャレンジ

おやつの時間は、実は算数のチャンスがいっぱい!

たとえば「3人でクッキー6枚、どう分ける?」や「ピザを4人で分けるなら、どう切る?」といったやりとりだけでも、子どもは楽しみながら分ける感覚を身につけていきます。

料理のお手伝いをしたがった時に「この卵焼きを5人分に切って」なんてお願いをしてみるのもいいかも!

「これは多い?少ない?」や「どうやったら人数分に切れるかな?」と、実際の食べ物を使うとイメージしやすいでしょう。

4. 数字なぞり書きボード

数字なぞり書きボードは、数字の形を覚え始めた5歳にぴったりのアイテムです。あそび感覚で何度も書けるので、集中力や筆圧のトレーニングにもつながります。

プリント教材を試しても興味を持たなかった子どもたちが、水で書けることでお絵描きのように夢中になって取り組んでいました。

「書くって楽しい!」と思える経験が、数字への親しみを自然に育ててくれます。

5. キッズパソコン

キッズパソコンは、計算ゲームや数字クイズなどが豊富で、自然と数や順序の理解が深まっていきます。

操作も子ども自身が進められるので「自分でやりたい!」という気持ちが育ち、主体的に学ぶ姿勢にもつながります。

「お勉強」というよりゲーム感覚で取り組めるのが楽しいようで、気づけば足し算の問題をどんどん解いていました。

子どもの様子

算数あそびやおもちゃに迷ったら、お子さんの発達スピードに合わせて選ぶのが大切です。以下の記事では数字好きな子どもにおすすめのおもちゃをピックアップしているので、ぜひ参考にしてください!

数字好きな5歳におすすめの習い事

おすすめの習い事

5歳になると、そろそろ習い事も気になってくる時期ですよね。

ここでは、数字好きな子と相性がよい習い事をいくつか紹介します。

そろばん|数字の量感覚と計算力が身につく

数字が好きな子にとって、そろばんは楽しみながら計算力を伸ばせる習い事のひとつです。

指を使って珠を動かすことで、数字の「量」が目に見える形になり、数の感覚がぐっと深まります。集中力や暗算力も身につきやすく、そろばんを通して算数が得意になる子も多いでしょう。

プログラミング|論理的思考を育む新定番

論理的に考えるのが好きな子にぴったりなのが、最近注目されているプログラミング教室です。順序立てて考えたり、うまくいかなかったときに「どう直そう?」と考える力が自然と育ちます。

自分で考えた動きが画面上で形になるので、成功体験としての満足感も大きいでしょう。

将棋・囲碁|先を読む力・集中力が鍛えられる

数字やパターンに興味をもつ子には、将棋や囲碁がおすすめです。

一手先、二手先と順序を考えながら動かすと、論理的思考や先読みの力がぐんぐん伸びていきます。最初はルールを覚えるだけでも楽しめて、慣れてくると集中して長時間取り組めるようになる子も。

粘り強さや集中力を育てたいと考えているご家庭にも、ぜひチェックしてみてほしい習い事です。

5歳児の数に対する理解レベル

理解レベル

数字に興味を持ち始めた5歳。日常の中でも「100まで数えられるよ!」「3つずつ分けてみたよ」なんて声が聞こえてくると、つい嬉しくなりますよね。

でも一方で、「これって普通?」「できないとおかしい?」と気になることもあるかもしれません。

ここでは、5歳児がどれくらいの数字を理解しているのか、数え方や計算の力がどう育つのかについてわかりやすくお伝えします。

5歳は2桁の数にも興味を持ち始める時期

上越教育大学の研究によると、5歳児は「14と16」「25と18」など、2桁の数字の大小を判断できる力が育ってくるとされています。これは、数の構造や比較に対する理解が深まる時期にあたるからです。

我が家の子どもたちも、この頃には「大きい数字を言えた方が勝ち!」なんて遊びをしたりしていました。

数字に対する関心があれば、自然と大きな数にも親しむようになります。

ただ、数の習得ペースには個人差があるので「楽しそうに数えているか」が一番のポイントです!楽しんでいるかどうかを大切に、あたたかく見守ってあげましょう。

足し算・引き算スキルは生活の中で自然に育つ

5歳ごろになると、足し算や引き算の力は日常生活の中で自然と育っていきます。

なぜなら、おやつの数やおもちゃの貸し借りなど、身近な場面で「増えた」「減った」といった変化を体験するからです。

「クッキーを1つ食べたから残りはいくつ?」と声をかけるだけでも、子どもは遊び感覚で計算の基礎を身につけていきますよ。

ドリルや勉強を無理にさせなくても、暮らしのなかにある算数を楽しむことが大切です!

子どもが数を数えられなくても焦らず見守ることが大切

5歳でまだうまく数が数えられなくても、心配しすぎる必要はありません。

発達には個人差があり、早い・遅いはあって当然。焦らず楽しく関わることが、数字を理解する近道になります。

お散歩中に数字を見つけたり、遊びのなかで「いくつあるかな?」と問いかけるだけでも、少しずつ数字への親しみが育っていきます。

できる・できないよりも「楽しいね」と笑い合える時間を大切にしてあげてくださいね。

数字好きな5歳の好奇心を伸ばすための関わり方

関わり方

子どもが数字に夢中になっている姿を見て「すごいね!」と声をかけてはいるけれど、もっといい関わり方があるのかもと感じているママ・パパも多いかもしれません。

ここでは、数字好きな子どもの「好き」を無理なく伸ばすための、ちょっとした声かけや接し方のヒントをご紹介します。

「褒め方」で変わる!モチベーションを保つコツ

数字が好きな子の「もっとやりたい!」という気持ちを伸ばすには、日々のちょっとした褒め方が大切です。

「できた」結果だけでなく「自分で考えたね」「最後までやってたね」といった過程を認めてあげることで、子どものやる気はぐっと高まります。

正解したことより「そこまで考えたの、すごいね」と声をかけると、嬉しそうにまた挑戦しようとしてくれました。

他の子と比べるのではなく、その子自身の小さな成長に目を向けることが自信と継続力につながります。

数字に執着?発達障害との関係が気になるときは専門医に相談

数字が大好きなわが子を見ていると「もしかして執着しすぎ?」「発達の問題なのかな?」と不安になることもありますよね。

興味の強さは個性のひとつですが、日常生活に支障が出るほど数字にこだわるようなら、発達支援の視点から見守ることも大切です。

我が家でも「数字ばっかり見てるけど大丈夫かな」と思ったとき、保育士さんに話を聞いてもらったことで安心できた経験があります。

不安な気持ちはひとりで抱えず、小児発達の専門家や園の先生など信頼できる人に相談してみてくださいね。

数字好きな5歳の好奇心を伸ばすと得られるメリット

メリット

数字が好きな気持ちを大切に育てていくと、将来につながる力が自然と身につきます。

ここでは、数字好きな子が伸ばしていける力や、算数への自信につながる可能性についてお話しします。「好きを楽しむ時間が将来につながるかも」と思える、小さなヒントになれば嬉しいです。

集中力・論理的思考・達成感

数字が好きな子は、自然と“考える時間”が増えることでさまざまな力が育っていきます。

数にじっくり向き合うと集中力が伸び、ルールや順序を理解する過程で論理的に考える力も育まれていきます。

好きを通じて育つ力は、きっとこれからの土台にもなってくれるはずです。

数字好きな子は算数を得意科目にしやすい

数字に親しんでいる子は、小学校に入ってから算数を得意科目にしやすい傾向があります。

「数字=楽しいもの」というポジティブな経験が、学びへのハードルをぐっと下げてくれるのでしょう。

数あそびを通じて数字に慣れていたおかげか、我が家の5歳児も時計の読み方や簡単な足し算にスムーズに入っていけました。

「わかる」「できる」という感覚があると、学ぶことへの自信にもつながります。

数字好きな5歳の「好き」を伸ばす親子時間を楽しもう!

まとめ

数字が好きな5歳の興味をぐっと伸ばしてあげるには、親が一緒に楽しむ時間がなにより大切です。

「トランプしようか」「おやつどう分ける?」そんな日常のやりとりが、子どもにとっては最高の学びになります。

無理に教え込もうとせず「楽しいね・おもしろいね」と一緒に感じると、「好き」の芽はどんどん育っていくでしょう。

数字を通して広がる世界を、ぜひ親子で楽しみながら味わってください。

数字好きな5歳に関するよくある質問

よくある質問

数字が好きな5歳に関するよくある質問をまとめました。

5歳で数を数えられないのは問題ですか?

5歳で数が数えられない子もいますが、発達には個人差があります。無理に教え込もうとせず、あそびや日常のやりとりを通じて、自然と数字にふれる機会を増やしてあげましょう。

数字好きな子におすすめのプリント教材はどれ?

数字好きな子にはなぞり書きや、数の多い少ないを比べるようなプリント教材がおすすめです。無料でダウンロードできるものも多く、あそび感覚で取り組める内容なら楽しく続けられます。

数字好き=発達障害ですか?

数字が好きだからといって、必ずしも発達障害というわけではありません。興味の強さはその子の個性のひとつですが、日常生活に支障が出るほどの強いこだわりがある場合は、念のため専門機関に相談してみると安心です。